PATTAYA NIGHT GO

パタヤ「SPACE CLUB KARAOKE」営業許可違反で摘発、マネージャーを拘束

パタヤ「SPACE CLUB KARAOKE」営業許可違反で摘発、マネージャーを拘束

事件のポイント(要約)

  • 日時:2025年8月13日 未明(現地時間)
  • 場所:パタヤ市内「SPACE CLUB KARAOKE」
  • 主導:第2管区捜査局・作戦部(Pol. Col. Suriya Phothongnak ほか)、パタヤ市警察の合同チーム
  • 結果無許可営業法定時間超過が判明し、クラブのマネージャーを拘束。薬物検査は全員陰性

何が起きたのか:未明の“抜き打ち”から拘束まで

8月13日未明、警察・行政の合同チームが娯楽施設の抜き打ち検査を実施。重点対象となったのが「SPACE CLUB KARAOKE」。入店時、客とスタッフは音楽とダンスで盛り上がっており、当局は店内の照明を点けて活動を即時停止、男女別に尿検査と身元確認を行いました。違法薬物の反応は確認されず。しかし調査の結果、営業に必要な許可が無いことと、法定時間を超えて営業していた事実が判明し、マネージャーが身柄拘束となりました。


誰が主導したのか:捜査当局の布陣

現場を率いたのは、第2管区捜査局・作戦部のSuriya Phothongnak 警察大佐らと、Kanisorn Apisomp 警察中佐パタヤ市警察も合流し、連携した“夜間一斉チェック”の一環としてクラブを検査しました。


違反の中身:なぜアウトだった?

  • 営業許可:娯楽施設としての必要許可が未取得
  • 営業時間法定の上限時間を超過して営業。
    これらの違反が確認され、店の責任者(マネージャー)を捜査当局へ引き渡し。今後、行政処分や罰金、営業停止等の法的手続きが進む見通しです。

補足:同日の別件ではなく前日(8月12日)未明の関連取り締まりで、100人超を検査して未成年は不在、2名が薬物陽性となった事案も報告されています(今回のクラブとは別件)。当局の連日の強化取り締まりの文脈として理解できます。


背景:なぜ今、夜の街のチェックが厳しい?

タイ政府は、娯楽施設での薬物・武器・未成年入場などを抑止する目的で、「5-Free」方針や**「No Drugs, No Dealers」キャンペーンを推進。パタヤのような観光都市では抜き打ち検査の頻度が上がって**おり、許可・営業時間・年齢確認・薬物検査が重点項目です。


現地ビジネスへの影響

  • 事業者:許可・時間・年齢確認のコンプライアンス徹底が不可欠。違反は罰金・営業停止・責任者立件のリスク。
  • ナイトライフ業界抜き打ち検査の常態化により、法令順守の水準が底上げされる可能性。
  • 観光客:違法行為の抑止により安全性が向上する一方、営業時間の短縮一時閉鎖が増える可能性。

旅行者向けミニガイド:トラブル回避のチェックリスト

  • 身分証(パスポートまたはコピー)を携帯。検査時の確認がスムーズ。
  • ドラッグは絶対にNG(所持だけで重罪)。誘いに乗らない。
  • 信頼できる店か確認(評判、所在地、レシート・QR決済の有無、入口の年齢確認の厳格さなど)。
  • 混乱時は係員の指示に従う(撮影・配信は控える)。
    (※一般的な安全ガイドです。今回の事案は薬物陰性で、許可・営業時間が主な違反点でした。)

まとめ

今回の「SPACE CLUB KARAOKE」摘発は、薬物検査は全員陰性ながら、無許可・時間超過という運営コンプライアンスの問題で責任者が拘束されたケース。パタヤでは連日の夜間取り締まりが続いており、**“安全でクリーンな観光地”**を目指す当局の方針が色濃く表れています。


参考・出典